『ユニオン・カレッジ』を開講(全労生 事務局長・桑原敬行)

 労働組合の視点から生産性運動に取り組んでいる全労生は次世代のユニオンリーダーの育成を目的として『ユニオン・カレッジ』を開講しています。本カレッジでは、世の中の最新動向や労組活動を実践する際に必要な知識・理論を習得する講座を用意しています。

 受講の皆さんからは、「毎日、目の前にある業務に一生懸命。全体として労働運動は何のためにどのような存在であるべきかを見直す貴重な機会となった」、「労働組合の可能性をもっと広げていきたい」という声が多く聞かれます。

 遠方からも参加いただけるよう、すべての講座を対面でもウェブでも参加できるハイブリット方式で実施します。また、コロナ禍で休止していた、横連携の貴重な機会の交流会も予定します。ぜひご参加ください。

全労生「ユニオン・カレッジ2023」プログラム(毎回18時開始)
① 10月16日(月)
『生産性運動の推進と労働組合の役割』 全労生 前議長 野中孝泰
② 10月25日(水)
『雇用・賃金環境の現状と展望』 日本総研 主任研究員 小方尚子氏
③ 10月31日(火)
『変革期における労働法の論点』 成蹊大学 教授 原昌登氏
④ 11月9日(木)
『ジョブ型をめぐる誤解と真実』 明治大学 准教授 山崎憲氏
⑤ 11月13日(月)
『データで学ぶ生産性』 日本生産性本部 上席研究員 木内康裕氏
『賃金と物価の好循環への道(仮)』 全労生 議長 松浦昭彦
⑥ 11月22日(水)
『労働組合活動に役立つ経営分析』 日本生産性本部 主席経営コンサルタント 加藤篤士道氏
⑦ 11月29日(水)
『中小労働運動の実態と今日的課題』 全労生 副議長 安河内賢弘
⑧ 12月6日(水)
『日本の産業に求められるカーボンニュートラル戦略』 ポスト石油戦略研究所 所長 大場紀章氏
⑨ 12月13日(水)
『労使協議の意義』 労働政策研究・研修機構 理事長 藤村博之氏、全労生 副議長 永島智子
⑩ 12月19日(火)
『これからの労働運動の課題(仮)』 前連合 会長 神津里季生氏

(「ネットワーク全労生」生産性新聞2023年9月5日号掲載)

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